フレンチプレスは、粉をお湯にひたして成分を出し、金属のフィルターで粉をこして飲む器具です。お湯を注いで待つだけなので、淹れる人による味のぶれが少なく、だれでも同じように淹れやすいのが魅力です。
フレンチプレスの味の特徴
ペーパードリップは、紙がコーヒーの油分や細かい粉をこし取るので、すっきりクリーンな味になります。フレンチプレスは金属のフィルターなので、油分もそのままカップに入ります。豆の持つ風味やコクを、まるごと味わえる淹れ方です。
成分をあますことなく引き出してくれるので、特に浅煎りの豆と相性がよく、果実のような風味をしっかり楽しめます。
分量の目安
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 粉の量 | 1杯(150〜170ml)あたり10〜14g |
| 挽き目 | やや粗挽き〜粗挽き |
| 時間 | 3〜4分 |
粉をお湯にひたしている時間が長いので、挽き目は粗めにします。細かすぎると、成分が出すぎて苦く、雑味も出やすくなります。また、細かい粉がフィルターを通り抜けて、口当たりが悪くなります。
淹れ方

- フレンチプレスにお湯を注いで、器具を温めておきます。お湯は捨てます。
- 粗めに挽いた粉を入れます。
- お湯を注ぎます。最初に少しだけ注いで粉全体を湿らせ、少し待ってから残りを注ぐと、成分がむらなく出やすくなります。
- ふたをして、プランジャー(つまみの付いた棒)は上げたまま、3〜4分待ちます。
- プランジャーを、ゆっくりまっすぐ押し下げます。
- すぐにカップに注ぎます。そのまま置いておくと、成分が出つづけて苦くなります。
味を変えたいとき
- すっきりさせたい。待つ時間を短めに。そのときは、挽き目をやや粗挽きくらいにします。
- しっかりさせたい。粉を少し増やすか、待つ時間を少し長めに。
- 浅煎りの豆。お湯の温度は高めに。
- 深煎りの豆。お湯の温度は少し低めにすると、苦味が強く出すぎません。
最後のひと口に細かい粉が残るのは、フレンチプレスならではです。カップの底の数ミリは残すつもりで注ぐと、口当たりよく飲めます。




